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公開日:2025/10/09
最終更新日:2026/04/22
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はじめに
税理士試験の合格には平均で8年がかかる
私はこの事実を知り驚愕しました。22歳からチャレンジしたら30歳になってしまう。
グッバイ、華の20代。
「そんな試験が存在しても良いものか。」
「10年しかない貴重な20代を税理士試験にささげてしまっても良いものか。」
この記事では、華の20代を死守するべく奮闘し、
1年で税法3科目合格、3年で官報合格を果たした
ねこころの勉強法を惜しみなくお伝えさせていただきます。
あくまで、一勉強法にすぎませんが、工夫を凝らした勉強法ばかりですので、
今税理士試験に挑戦している人、
これから挑戦しようとしている人のお役に立てたら幸いです。
私の受験歴
ここで、自己紹介をさせていただきます。
私はねこころともうします。3年で税理士試験に官報合格を果たしました。
受験歴は以下の通りです。
・2016年 簿記論
・2017年 財務諸表論
・2018年 法人税法・消費税法・国税徴収法
3科目同時合格を果たしたときはとてもうれしかったです。
しかし、私は3科目同時合格できるだろうと確信していました。
なぜならば、それだけ計画を緻密に立て、勉強法を確立していたからです。
成功の裏には強固な戦略があります。
私はその戦略を綿密に立てることで、
3科目同時合格という称号をつかみ取りました。
以降、具体的に実施した勉強方法について記載させていただきます。
計画から立てる
1.まずは目標を人に言いまくる
まずは目標として人に言うところから始めます。
私は、
「税法3科目に今年合格するんだ」
と、家族、友人、先生などに言いまくりました。
特に、税理士試験が何たるかを知っている方々からは
「そんなこと無理でしょ」
というように、鼻で笑われました。
しかし、努力を続け、何度も言い続けることで、
自分でも達成できるような気がしてくるし、周囲も
「もしかしたらできるかも…?」
と思ってくれるようになりました。
周囲の考え方を変えるほど、強い意志を持って人に宣言をし続けていただければと思います。
2.計画を綿密に立てる
計画が何より大事
税法3科目の同時合格は簡単なものではありません。
よって、計画を事前に立てることが何より大事です。
「これだったら合格できそう」
「これで合格できないはずがない」
と確信できるような計画を事前に立てました。
ずっとは頑張れないから、4月から本気を出す
税法3科目の受験を決めたのは合格発表後の12月です。
その時に、自分の性格と鑑み、
「12月から頑張るのは不可能だな…」
と思いました。
よって、4月から本気を出すことを決意。
4月から本気を出す前提でのスケジュールを立てました。
その当時立てたスケジュールは以下の通りです。
・1月~3月
◦緩く授業は頑張る
◦※確認テストは理論を暗記できていないので受けない
・4月~6月
◦理論:全部覚える
・1日1題!(法人・消費でそれぞれ1つ)
◦計算:ひたすら演習をこなす
・1日2題!
◦確認テストなどの演習形式1つ
◦問題集1講義分
・7月
◦ひたすらやり直しをする
◦新しい問題は解かない
・8月
◦試験を受験…!
◦(国税徴収法はここで詰める…!)
これは不変のものとして、
これが終わらないと寝ない!
と心に決めて毎日励んでいました。
試験前も緩めず頑張る
なお、私は、
「期末テストは前日になって追い上げる。
税理士試験も前日の追い上げが効く」
と思っているので、
ギリギリまでねばり倒すイメージで過ごしていました。
3.約束を守る
宣言もして、計画も綿密に立てたら、あとは「約束を守る」のみです。
私は自分の中で以下の約束をしていました(4月以降です)。
・3科目絶対合格する!自分で疑わない
・1日12時間勉強する
・勉強中はスマホをロッカーに入れる
・ノルマが達成できるまで寝ない
強い意志を持って、自分の中の約束を守ることで自信にもつながりました。
勉強法総論
受講法:2日に1個、2倍速で回転!
税法科目では、理解を大事にしていました。
よって、2日に1個のペース、2倍速で受講を聞いていました。
何回も講義動画を見ることが大事
ここでのポイントは「講義動画を3回以上見る」ということです。
講義動画を複数回見ることで、理論への理解を定着させます。
1回目:テキストに書き込みまくる
まず、1回目の受講の際には、テキストに書き込みまくります。
ここでのポイントは以下の点です。
・色ペンを使って書き込む
◦先生が言った言葉で印象に残ったもの⇒青色
◦自分が感じた重要なポイント⇒赤色
◦重要ではないけど面白いポイント⇒緑色
・後から見返したいポイントは時間数をメモしておく
・ちゃんと時間を取って聞く
このようにすることで、あとから見た際の視認性を上げ、復習をしやすくする環境を整えました。
2回目:テキストを見ながら聞く
次に2回目は1回目で整理したテキストを見ながら聞きます。
ここでのポイントは以下の点です。
・テキストを広げてぼーっときく
・何かをしながらでもOK
・1回目の受講から1週間以上期間をあける
こうすることで、テキストの視覚と動画の解説を再度結び付けます。
私は朝食を食べながら聞いていました。
3回目:なにも見ずに、思い出しながら聞く
3回目は頭の中でテキストを思い返しながら聞きます。
ここでのポイントは以下の点です。
・何かをしながらでもOK
・テキストは見ない
◦気になったところだけ、受講後にチラ見する
・2回目の受講から1週間以上あける
こうすることで、どのくらい理解ができているかを測ることが出来ます。
3回目で不安だった箇所は4回目、5回目と積み重ねていくと安心かなと思います。
テキスト×ながら受講で効率的に勉強する
私はこのようにテキスト×ながら受講で、時間を有効に活用しつつ、受講を進めました。
理解が深まると、暗記効率も上がる!
理解ができると、不思議と暗記の効率も上がります。
そして、理論の回答の際の応用力が身につくため、回答に困ることが減ります。
将来的な点を鑑みても、理解を深めることがおすすめです。
理論の暗記法:4周以上回す
私は、理論を以下のサイクルでやっていました。
1周目:まずは全部を覚えきる
1日1個、理論を暗記していき1周回しました。
この時100%暗記した状態にすることを徹底しました。
2周目:覚えているか確認し、覚えていないものは追加で暗記
1日2個~5個のペースで回していきました。
この時も100%暗記していくことを意識しました。
3周目:理論ドクター(TACのもの)を1日10ページ&理論2日で1周
理論ドクターを1日10ページ解いていきました。
理論はべた書きせず、ポイントのみ書いていました。
また、理論マスターは2日で1冊の暗記確認が終わるようにサラサラと音読していきました。
このころになると暗記が完全に終わっているので、理論もスムーズに進みます。
4周目:理論ドクターをもう1周&理論2日で1周
理論ドクターは1回解くだけではなく2周解きました。
こうすることで、理論の応用力を付けました。
間違った問題はやり直しノートに記録しました。
それ以降は理論を2日で1周を継続していく
それ以降は理論を2日で1周回すことを意識しつつ、忘却を防ぎました。
また、やり直しノートは毎日見返しました。
理論の暗記法などはこちらの記事をご覧ください
計算の演習法:テキストではなく「問題集」を中心に、4周以上実施
勉強をする際には、「テキスト」を中心に学習するのではなく、「問題集」を中心に進めました。
テキストは最初のみ。基本的に問題集を中心に解き進める
という解き方をしていました。
まず、「解説欄」から読む
問題集を初めて解くときは、
「いきなり問題を解く」
のではなく、
「まずは解説欄から読み込む」
というアプローチを取っていました。
このやり方により、
問題集に「×」が続いてやる気を失う
といった効率の悪いパターンを避けることができます。
問題集の0周目として、この解き方を実践していました。
0周目は解答が先、1周目から通常通り解く
問題集の解き方
1.0周目:解答→問題をみる
◦優先するのは「スピード感」
◦先に解説を読んで、問題を見ることで、出題の勘所を押さえます
2.1~3周目:問題→考えて解答を作成→丸付け→やり直しノートに記録
◦実際に手を動かして問題を解きます
◦3周目の終了後、やり直しノートを作成します
3.4周目:やり直しノートのみ
◦やり直しノートを解きなおします
過去問は通常通り解く
ただし、初見の問題への対応力も必要です。
模試や過去問については「問題から解く」やり方を取っていました。
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まとめ
社会人として働きながら税理士試験に挑戦するのは、時間との戦いです。
「今日は疲れたから明日でいいや」と思うと、そのままズルズルと遅れてしまいます。だからこそ、毎日必ず机に向かう習慣を持つことが大切です。
1日の中で見ると、勉強に使える時間は少ないように感じます。
しかし、朝の1時間・通勤の30分・夜の2時間を積み重ねれば、1週間で20時間以上になります。1か月で80時間、半年で480時間。積み上げは確実に力になります。
大事なのは「完璧なスケジュールを守ること」ではなく、多少崩れても立て直して継続することです。
私自身も、疲れて眠ってしまう日や計画通り進まない日がありました。
それでも「諦めず、また翌日から勉強を再開する」ことを繰り返したからこそ、3年で官報合格にたどり着けました。
社会人受験生の皆さんも、日々の努力を信じて積み重ねてください。
必ずその努力は結果となって返ってきます。
この記事がお役に立てば幸いです。
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平川 文菜(ねこころ)









