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税理士補助の志望動機|未経験者向けの例文テンプレート付きで徹底解説

公開日:2025/08/08

最終更新日:2025/08/08

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「税理士補助の仕事に興味があるけど、未経験だから志望動機が書けない…」
「未経験でも採用されやすい志望動機の書き方を知りたい」
そんな方に向けて、未経験者でも伝わりやすい志望動機の考え方・具体例・NG例をセットで解説します。
記事の最後には「そのまま使える例文テンプレート」もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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税理士補助とは?仕事内容と求められる人物像

税理士補助の主な業務

税理士補助とは、税理士のサポート役として事務作業や顧客対応を行う職種です。具体的には以下のような業務を担当します。

・会計ソフトへの仕訳入力
・領収書や請求書の整理
・決算書・申告書の作成補助
・税務署や市役所への書類提出
・クライアント対応(電話・メール)

事務的な作業が中心ですが、ミスが許されない正確さと、期限を守る責任感が求められます。

税理士事務所が求める人物像

未経験であっても、以下のような人物は好印象を与えます。

数字や事務作業が得意・好き
細かい作業にも根気よく取り組める
WordやExcelなどの基本的なPCスキルがある
簿記資格の取得に向けて勉強している(または保有している)
長く働く意欲がある(特に主婦・パート希望者)

未経験者の志望動機で意識すべき3つのポイント

税理士補助は「未経験歓迎」と書かれている求人も多いですが、志望動機には工夫が必要です。次の3点を意識しましょう。

① なぜ税理士補助を選んだのかを明確にする

未経験者にとって最も大切なのが、「なぜ税理士補助という職種を志望したのか」という理由を明確にすることです。

たとえば:
・数字を扱う仕事が好き
・会計や経理に興味がある
・将来は税理士や会計系の資格取得を目指している
といった動機があると、説得力が増します。

これまでの経験や強みを活かせることを伝える

たとえ直接関係のない職歴でも、税理士補助に活かせる要素があればアピールしましょう。

例:
・事務職で培ったPCスキルや整理整頓能力
・接客業での丁寧な対応力や礼儀正しさ
・主婦業で鍛えられた管理能力や几帳面さ

将来的にスキルアップする意欲を見せる

「勉強中です」「資格取得を目指しています」といった前向きな姿勢は、未経験を補う材料になります。

志望動機のNG例と改善ポイント

NG例

NG例1:自己都合中心の動機

「税理士補助は未経験ですが、事務職に興味があります。自宅から近いので応募しました。」

問題点
志望動機が漠然としており、なぜその職種を選んだかが不明確
・通勤の便利さなど自分の都合ばかりが前面に出ている
・税理士補助という専門職への理解や熱意が全く伝わらない
・企業側にとってのメリットが見えない

NG例2:曖昧な表現

「やりがいのある仕事だと思うので応募しました。頑張りたいと思います。」

問題点
具体性に欠ける抽象的な表現
なぜやりがいを感じるのか根拠が不明
・努力の方向性が見えない

NG例3:給与・待遇重視

「安定した職場で長く働きたいです。福利厚生が充実していることに魅力を感じました。」

問題点
仕事内容への関心が感じられない
・受け身的な姿勢で成長意欲が伝わらない
・企業への貢献意識が薄い

改善ポイント

以下の点に留意することが重要になります。

1. 具体的な動機の明示

なぜ税理士補助を志望するのか、明確な理由を記載
例:数字を扱う仕事が好き、経理職の経験を通じて会計の面白さを知った、など

・会計・税務に興味を持った具体的なエピソードを盛り込む
例:自身の確定申告をきっかけに税務に関心を持った など

・過去の経験の中から、税理士補助業務と関連する要素を抽出
例:データ入力や請求書処理、事務処理能力、正確さへのこだわり など

2. 専門性への理解と学習意欲

簿記検定の勉強中であることをアピール
→ 日商簿記2級取得に向けて勉強中、合格済みなど

・税務・会計分野に対しての学びへの前向きな姿勢を示す
→ 業務に活かすため、日々参考書や実務本で勉強中

・将来的なキャリアビジョンを記載
→ 「将来は税理士資格取得も視野に入れている」「税務の専門性を高めていきたい」など

3. 企業への貢献意識

自身のスキルが税理士補助業務にどう活かせるかを説明
→ 例:「正確な作業と丁寧な対応が得意で、記帳業務に自信があります」

・前職での経験を税理士補助と関連づけて表現
→ 例:「前職では営業事務として顧客対応や書類作成を行っており、ミスのない処理を心がけてきました」

・チームワークやコミュニケーション能力などの強みをアピール
→ 「チームで連携しながら業務を進めることにやりがいを感じています」など

改善例

改善例1:学習意欲重視型

「会計業務に強い関心を持ち、現在日商簿記3級の取得に向けて勉強しています。前職の販売業務では、売上管理や在庫管理を通じて数字の正確性の重要性を実感しました。未経験ではありますが、丁寧な作業と継続的な学習への意欲を活かし、税理士補助として専門知識を身につけながら貢献したいと考えております。」

改善例2:経験活用型

前職の経理事務で培った正確性と細やかな気配りを活かし、税理士補助として成長したいと考えています。お客様の大切な税務処理に携わる責任の重さを理解し、常に最新の知識習得に努める姿勢で臨みたいと思います。将来的には税理士資格の取得も視野に入れ、専門性を高めていきたいです。」

改善例3:成長志向型

これまでの接客経験で培ったコミュニケーション能力と、数字を扱う業務への適性を税理士補助の仕事で活かしたいと考えています。税務・会計は企業経営の根幹を支える重要な分野であり、そこで専門知識を身につけながらお客様の事業発展に貢献できることに大きな魅力を感じています。」

志望動機の例文テンプレート(未経験者向け)

以下に、ケース別の志望動機テンプレートをご紹介します。

例文①:事務経験がある未経験者

私はこれまで一般企業で事務職として勤務しておりました。日々の業務の中で、数字を扱うことや書類を正確に処理することにやりがいを感じており、会計分野への関心が高まったため、税理士補助という仕事に挑戦したいと考えるようになりました。現在は日商簿記3級の取得に向けて勉強しており、未経験ではありますが、これまで培ってきた事務処理能力やPCスキルを活かして貴所に貢献したいと思っております。

例文②:異業種からの転職(接客業など)

飲食業界で長年勤務し、お客様への丁寧な対応やスピード感ある業務処理を心がけてきました。今後は事務系のスキルを身につけたいと思い、数字を扱うことに興味があることから、税理士補助に挑戦したいと考えました。現在は簿記3級の勉強を始めており、未経験ではありますが、正確性と責任感を求められる税理士補助という仕事に魅力を感じております。事務職未経験ですが、一つひとつ学びながら長く働いていきたいと考えております。

例文③:主婦・パート希望者

家庭での家計管理を通じて、会計や税金に関することへの関心が高まり、簿記3級の勉強を始めたところです。正確にコツコツと物事を進めるのが得意で、整理整頓やスケジュール管理も得意な性格です。未経験ではありますが、これらのスキルを活かしながら、地道に業務に取り組んでいきたいと考えております。子育てとの両立も可能な環境の中で、長く貴所に貢献していきたいと思っております。

よくある質問(FAQ)

Q1. 志望動機はどのくらいの長さが適切ですか?

A. 一般的には200~300文字程度が読みやすく、伝えたいことも簡潔にまとまります。長すぎると読みづらく、短すぎると熱意が伝わりにくいため、「なぜ応募したのか」「自分の強み」「貢献したいこと」の3要素をバランスよく含めましょう。

Q2. 簿記の資格がないと税理士補助には応募できませんか?

A. 簿記資格が必須ではない求人も多くあります。とはいえ、業務上簿記の知識は重要なので、「勉強中」「取得予定」といった前向きな姿勢を示すことで、未経験でも評価される可能性が高まります。

Q3. パートや主婦でも採用されますか?

A. 多くの税理士事務所では柔軟な働き方を歓迎しています。特に、長期勤務を希望する場合や、事務作業が得意であること、家庭と両立しながら働ける環境を希望している場合は、前向きに評価されることが多いです。

Q4. 志望動機に「家から近い」や「働きやすそう」といった理由を書いても大丈夫ですか?

A. 「通いやすさ」や「働きやすそう」という理由は補足的にはOKですが、それだけだと熱意が伝わりません。「なぜ税理士補助をやりたいか」「自身の経験や関心との関連性」をメインにしつつ、補足として付け加える形が望ましいです。

Q5. 志望動機でNGな表現や避けたほうがいい内容はありますか?

A. 「よくわからないけど興味がある」「とりあえず応募しました」といった曖昧な理由や、自分都合ばかりを並べる内容(残業がない、近所、簡単そうなど)は避けましょう。代わりに、仕事への理解・意欲・成長の姿勢を伝えることが大切です。

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まとめ

未経験でも税理士補助として採用されるためには、次の3点が重要です。

・税理士補助という職種を選んだ理由を明確にする
・自分の経験や性格で活かせる部分を具体的に伝える
・勉強中や成長意欲をアピールする

志望動機は、自分を売り込むチャンスです。例文を参考に、あなたらしい言葉で気持ちを伝えてみてください。

この記事がお役に立てば幸いです。

執筆 ・ 監修

平川 文菜(ねこころ)

熊本出身。2018年京都大学卒業。在学中より税理士試験の勉強を始め、2018年12月に税法三科目(法人・消費・国徴)を同時に合格し、官報合格を果たす。 2018年9月よりBIG4 税理士法人の一つであるKPMG税理士法人において、若手かつ女性という少数の立場ながら2年間にわたり活躍。税務DDやアドバイザリーといった幅広い業務に従事。 2020年9月より、外資系戦略コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループに転職。戦略策定から実行支援まで幅広い業務に従事。2024年12月にフリーランスとして独立。