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【ねこころキャリア相談会#2】税理士資格保有者が抱える悩みとは?

公開日:2025/08/26

最終更新日:2025/08/29

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著者の写真

平川 文菜(ねこころ)
税理士|熊本出身|2018年京都大学卒業

在学中より税理士試験の勉強を始め、2018年12月に税法三科目(法人・消費・国徴)を同時に合格し、官報合格を果たす。
2018年9月よりBIG4 税理士法人の一つであるKPMG税理士法人において、若手かつ女性という少数の立場ながら2年間にわたり活躍。税務DDやアドバイザリーといった幅広い業務に従事。
2020年9月より、外資系戦略コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループに転職。戦略策定から実行支援まで幅広い業務に従事。2024年12月にフリーランスとして独立。

圧倒的なスピードと実績でキャリアを築いてきた平川文菜さん(ねこころさん)による、2回目のキャリア相談会が開催されました。
第1回同様、応募者多数の大人気コンテンツとなった相談会の内容をご紹介します。
「資格保有者が抱えてる悩み」とは何なのか——?

1人目|25歳/会計士・税理士/独立志望

会計士試験合格をきっかけに税理士登録をしたAさん(25歳)。
監査法人での勤務を経て、現在は税理士法人で修行中です。将来的には予備校時代の友人と一緒に独立を考えているものの、まだ具体的な事は決められていない様子。
そんなAさんに対し、平川文菜さん(ねこころさん)が伝えたアドバイスとは——?

相談者のお悩み

相談者が抱えていたのは「独立のタイミング」と「顧客獲得」に関する悩みでした。

・20代のうちに独立したいが、友人がまだ監査法人勤務で動けない
・一緒にやるなら3人で独立する予定だが、代表の在り方や役割分担に不安がある
・独立時に顧客をどう獲得するか、具体的なイメージが持てない

そんな迷いや不安を抱える相談者に、平川文菜さん(ねこころさん)はどのようなアドバイスをしたのでしょうか。

    パーソナリティ         
       

まず、Aさんの「若さ」と「監査法人での経験」はすでに大きな差別化要素になっています!
そこにもう1つ武器を掛け合わせると、独立後も顧客獲得がスムーズになりますよ。        

       
       
   

差別化ポイントを明確に
監査法人、税理士法人を経験して大企業から中小企業まで幅広く対応してきた経験は強み。さらに「SNS」など、もう1つ武器を加えることで独自性を打ち出せます。

パートナーシップの選択肢も
共同代表で独立後、仲たがいや金銭トラブルで閉業というのもあるあるな話…。
一方で、契約ベースのパートナーシップだと契約で区切れる分、柔軟に動けて意思決定もしやすいからオススメ!

SNSを今すぐ始めるべき!
独立準備の段階からX(旧Twitter)やInstagramで発信を始めると、開業時に顧客の土台を作れる。
他の士業(社労士・診断士など)との繋がりもSNSから生まれやすい。 なので、一刻も早くSNSを始めましょう!

ーそして、「独立自体は早めに踏み出した方が有利」と平川さん。
 ・すでに法人勤務で実務経験を積んでいるのは強み。
 ・若いというだけでも、差別的要素になる。それだけで顧客獲得ができる事も。
 ・1人から始めても、パートナーシップや外注を組み合わせれば十分に拡大できる。

「今の法人がとても良く、その形を模範にしたい」と語るAさん。
今の環境を最大限に活かしながら、SNS発信や横の繋がりづくりを進めていけば、20代での独立も夢ではないでしょう。
平川さんが伝えたように、“顧客獲得の仕組みづくり”を早めに仕込むことが、独立成功のカギになりそうです。

2人目|31歳/官報合格/BIG4への転職希望

 大手に挑戦したい——そう語るのは、九州在住の30代相談者。中小の会計事務所で実務経験を積みながら、「BIG4で働くこと」に夢を抱いています。
具体的な仕事内容や入社準備、キャリアパスについてお悩みを抱えている様子。

相談者のお悩み

今回の相談者が悩んでいたのは、「BIG4に挑戦するために何を準備すべきか」

·BIG4に憧れはあるが、仕事内容が分からない
·語学力や資格が不足していても挑戦できるのか不安
·入社するにあたり、今の内から準備出来ることを知りたい

そんな迷いや不安を抱える相談者に、平川文菜さん(ねこころさん)はどのようなアドバイスをしたのでしょうか。

    パーソナリティ         
       

まず知っておいてほしいのは、BIG4へのチャレンジは35歳までという点。
もちろん時期や状況によって変動しますが、若いうちに挑戦することが重要です!      

       
       
   
ーBIG4の仕事内容はとても幅広く、
 ・個人の確定申告(外国税額控除などを含む)
 ・法人税申告(中小から上場グループまで)
 ・デューデリジェンス
 ・アドバイザリー(海外取引の課税相談 等)
 など、多岐にわたります。
 実際には2〜3分野に特化して担当することが多いので、
 「自分は何をやりたいのか」を言葉にしておくと面接でも強いです!

ー地方オフィスと東京オフィスでは環境も違います。
 地方はアットホームで、一人が幅広い業務を経験できるのが特徴。
 東京は専門分野ごとにチームが分かれ、より高度で専門的な案件に携われます。
 どちらにもメリットがあるので、働き方に合わせて選んで良いと思います!

ー準備面で大切なのは面接対策とSPI!資格や英語は必須ではありません。
 TOEIC600点前後の同期も多く、語学力は「得意であればプラス」程度。
 むしろ、面接対策の方が大切です!ロールプレイングで受け答えを磨く方が効果的!

ーBIG4に入るメリットは、優秀な人と切磋琢磨できること、そして大企業の案件を通じて大規模な業務を経験できること。
 その後のキャリアパスも、パートナー昇進・中小事務所転職・独立・企業経理など多岐に広がります!
 BIG4にチャレンジするなら「なぜBIG4で働きたいのか」を具体的に言語化しておきましょう!
 例えば「優秀な人と働きたい」「地域の発展に貢献したい」といった自分なりの軸が、選考でも大きな説得力を持つと思います!

ーそして最後に。
 私自身もかつてはBIG4で働き、今はフリーランス税理士として自由に活動しています。
 経験は必ず財産になります!大切なのは「憧れを行動に変えること」です!

まとめ

今回の記事では、税理士資格を保有する2人のキャリアに関する悩みに対する、平川さんのアドバイスを紹介しました。
次回開催は、以下リンクからご確認ください。

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是非、ご応募ください。

執筆 ・ 監修

平川 文菜(ねこころ)

熊本出身。2018年京都大学卒業。在学中より税理士試験の勉強を始め、2018年12月に税法三科目(法人・消費・国徴)を同時に合格し、官報合格を果たす。 2018年9月よりBIG4 税理士法人の一つであるKPMG税理士法人において、若手かつ女性という少数の立場ながら2年間にわたり活躍。税務DDやアドバイザリーといった幅広い業務に従事。 2020年9月より、外資系戦略コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループに転職。戦略策定から実行支援まで幅広い業務に従事。2024年12月にフリーランスとして独立。